海をみながら

海の近くに生まれ、海、砂浜、山でいつも遊んで育った僕が、 今はそこで仕事もさせて貰っている。 大人になった今も、そこにはいつも海がある。

慣れることと、向上すること

駐車場に車を停めた時、だんだん隙間なく停めるようになって今日は今までで一番近かった。でも、もうこんな事はやめよう。ぶつけたら嫌だから。この前、海の中で話していて僕のお客さん達がドンドン上手くなっていってて凄く楽しそうで本当に羨ましい。20歳くらいからサーフィンしたのだけれどあの時の体力と体の柔らかさがもうない。楽しいって感覚は最初の頃と変わらないけど上手くなったなぁ〜、なんて実感する事もなくなった。だから僕は思いましたね。上手くなるボードも作るけどワクワクする面白いボードも作ろうと。ラッキーな事に僕は自分で作るボードに乗るから年齢に合った乗りやすいボードに変えているけど普通だったらそんな風にボードを帰るサーファーは少ないのかも。新しいボードはフォームが潰れてないから反発もあるし、しなりもあるし、やっぱり最高なんですよね。同じボードを大切に長く使うのも大事だけど新しいボード乗った時の疾走感もやめられません。そうそう、サーフィンは上手くなったなぁって実感しないと書いたけどボード作りは実感します。いいボード作れるようになったなぁ綺麗に仕事できるようになったなぁって。でもこれは終わりのない事だと思ってる。いまベストと思っても、半年後にはもうそれはベストじゃないし。同じ作り方しても仕上がりが良くなるし。だからものつくりは楽しいんだな。